Q
ChatGPTで添削してもらうとき、どんな指示を出せばいいですか?
ES(エントリーシート)2026-06-08
A
結論
「添削して」だけでは的確なフィードバックは返ってきません。何を・どの観点で・どのレベルまで見てほしいかを具体的に指示することで、ChatGPTの添削精度は大きく向上します。
詳しい解説
ChatGPTは優秀な文章チェックツールですが、あいまいな指示には、あいまいな回答しか返せません。「この文章を添削して」とだけ伝えると、表面的な言い回しの修正や、当たり障りのないコメントで終わってしまいます。
ESの添削で本当に役立つフィードバックを得るには、添削の観点を明確に伝えることが最大のポイントです。
悪い指示の例
- 「この志望動機を添削してください」
- 「もっと良くしてください」
- 「何か改善点はありますか?」
これらの指示では、ChatGPTは何を重視すべきかわからず、全体的にぼんやりとしたアドバイスを返してきます。
良い指示の例
- 「この志望動機に論理の飛躍がないか確認して、飛躍がある箇所を指摘してください」
- 「結論ファーストの構成になっているか確認し、なっていなければ修正案を示してください」
- 「この文章を400字以内に収めたいので、削れる部分を教えてください」
- 「採用担当者の視点で読んだとき、具体性が足りない箇所を3つ指摘してください」
- 「**PREP法(結論→理由→具体例→結論)**の構成になっているかチェックしてください」
良い指示には「観点」「基準」「出力形式」のいずれかが含まれています。
具体的な対処法・ステップ
ステップ1:添削観点を決める
ESの添削で使える観点リストを活用しましょう。
- 論理構成: 結論ファーストか、話の流れに飛躍はないか
- 具体性: 数字・固有名詞・エピソードが入っているか
- 一貫性: 志望動機と自己PRの内容が矛盾していないか
- 文字数: 指定文字数に収まっているか
- 読みやすさ: 一文が長すぎないか、主語と述語がねじれていないか
- 差別化: 他の就活生と似たようなことを書いていないか
ステップ2:役割を指定する
ChatGPTに「誰として」読んでほしいかを伝えると、より実践的なフィードバックが得られます。
- 「あなたは大手メーカーの採用担当者です。この志望動機を読んで、面接に呼びたいと思うか正直に答えてください」
- 「あなたはキャリアアドバイザーです。この自己PRを就活生の視点でチェックしてください」
ステップ3:段階的に依頼する
一度にすべてを添削してもらうより、段階的に依頼するほうが精度が上がります。
- まず「構成に問題がないか」を確認
- 次に「内容の具体性」をチェック
- 最後に「文字数調整と言い回しの修正」を依頼
ステップ4:修正案を比較する
「修正案を3パターン出して」と頼むと、自分で最適なものを選べます。1つの案だけだと鵜呑みにしがちですが、複数案を見比べることで自分の判断力も鍛えられます。
よくある失敗例
- 「添削して」だけの丸投げ指示: 表面的な修正しか返ってこず、本質的な改善につながらない
- ChatGPTの修正をそのまま採用する: AI特有の「きれいすぎる文章」になり、面接で自分の言葉として話せなくなる
- 一度の添削で完成だと思う: 添削は複数回のやりとりで精度が上がる。1回で終わらせない
- 観点を盛り込みすぎる: 一度に5つも6つも観点を伝えると、どれも中途半端になる。1回の依頼で1〜2観点に絞る
- 原文を貼らずに「さっきの文章を直して」と言う: ChatGPTは文脈を忘れることがあるため、毎回原文を貼り直すほうが確実
まとめ
ChatGPTの添削を最大限活用するカギは「具体的な指示」です。添削観点・役割設定・段階的な依頼を組み合わせれば、キャリアアドバイザーに相談するのに近い質のフィードバックが得られます。ただし、最終的に「自分の言葉で話せるか」を必ず確認し、AI任せにしすぎないことが大切です。
ChatGPT添削ESAI活用フィードバック