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Q

ChatGPTが書いたESをそのまま提出するのはなぜダメなのですか?

ES(エントリーシート)2026-06-08
A

結論

ChatGPTが書いたESをそのまま提出するのがダメな理由は、大きく5つあります。AI検出ツールで見抜かれるリスクがある、面接でESの内容と受け答えに一貫性がなくなる、個性がなく他の学生と差別化できない、具体的なエピソードが薄くなる、企業ごとのカスタマイズがされない、という点です。

詳しい解説

1. AI検出ツールの存在

2026年現在、GPTZero・Originality.ai・Turnitinなどのテキスト解析ツールが進化しており、一部の企業では選考プロセスにAI検出を組み込んでいます。これらのツールは文章のパターン(語彙の均一性、文構造の規則性、表現の予測可能性)を分析してAI生成の可能性を判定します。

検出ツールは100%正確ではありませんが、「AI生成の疑いあり」というフラグが立つだけで、人事担当者がそのESをより厳しい目で読むことになります。グレーゾーンでも、あなたにとって不利に働く可能性が高いのです。

2. 面接との一貫性が取れない

ESは選考の入口であり、面接はESの内容をもとに進みます。ChatGPTに書いてもらった文章は「自分の記憶」と紐づいていないため、面接で「もう少し詳しく教えてください」「そのとき何が一番大変でしたか?」と深掘りされると、答えに詰まります。

面接官は毎日何十人もの学生と話しています。ESの文章と本人の語り口にギャップがあると、「この学生は本当に自分で書いたのか?」という疑念を持ちます。一度疑念を持たれると、そこから挽回するのは非常に困難です。

3. 個性がなく、他の学生と差別化できない

ChatGPTは学習データに基づいて「最も一般的で自然な文章」を生成します。つまり、多くの学生が同じツールを使えば、似たような表現・構成・論理展開の文章が大量に生まれます。

面接官が100枚のESを読んだとき、「リーダーシップを発揮し」「多様な意見をまとめ」「課題解決に取り組みました」といった表現が何十枚も並んでいたら、どの学生も印象に残りません。選考を通過するESには「この人にしか書けない」と思わせる個性が必要です。

4. 具体的なエピソードが薄い

ChatGPTに「ガクチカを書いて」と指示した場合、AIはあなたの大学生活を知りません。結果として、「アルバイトでリーダーを務め、チームの売上向上に貢献しました」のような、誰にでも当てはまる汎用的なエピソードが生成されます。

人事担当者が知りたいのは「あなたが何を経験し、何を感じ、どう行動したか」という固有のストーリーです。売上が上がったなら「何を・どう変えて・どのくらい変わったか」という具体的な数字と過程が求められます。これはAIには書けない、あなただけが持っている情報です。

5. 企業ごとのカスタマイズがされない

ChatGPTに丸投げで作った志望動機やガクチカは、企業の特色に合わせたカスタマイズがされていません。「御社の○○という取り組みに共感し」といった表現が入っていても、その背景にある理解が伴っていなければ、面接で簡単に見破られます。

企業は「なぜ同業他社ではなくウチなのか」を重視しています。IR資料や採用ページの情報を踏まえた、企業ごとのカスタマイズがないESは、「使い回しだな」と判断されます。

具体的な対処法・ステップ

  1. 素材は自分で準備する — 自分の経験(時期・場所・人数・数値・感情)を箇条書きで書き出す。これがESの「原材料」になる
  2. ChatGPTには「構成相談」を依頼する — 「以下の素材をもとに、400字のガクチカの構成案を3パターン提案してください」のように、文章そのものではなく構成を聞く
  3. 自分の言葉で書く — 構成案を参考に、自分の言葉で書く。特に感情面(悔しかった・嬉しかった・焦った)は自分にしか書けない
  4. ChatGPTに添削を依頼する — 書き終わった文章を貼り付け、「分かりにくい箇所や論理の飛躍があれば指摘してください」と依頼する
  5. 企業ごとにカスタマイズする — 各企業の特徴に合わせてエピソードの切り口や強調ポイントを調整する
  6. 音読して違和感を確認する — AI臭い文章は声に出すと不自然さに気づきやすい。「自分が面接で話す言葉か?」を基準に確認する

よくある失敗例

  • 「ガクチカを書いて」と一言で依頼した — 自分の経験が一切入っていない汎用文章が生成される。面接で何を聞かれても答えられず撃沈する。
  • 出力を少し言い換えただけで提出した — 表面的な修正ではAI検出ツールをすり抜けられないことが多い。また文章の構造的なテンプレート感は残る。
  • 友人と同じプロンプトを使った — 同じ企業を受ける友人と酷似したESが出来上がり、両者とも不審に思われる結果に。
  • ChatGPTの出力が素晴らしいと思い込んだ — AIが生成する「きれいな文章」は、面接官から見ると「よくある文章」。きれいさと個性は別物。
  • 企業名を変えただけで複数社に提出した — 「御社」の部分を変えただけのESは、企業ごとの特色に触れていないため、志望度の低さが伝わる。

まとめ

ChatGPTが書いたESをそのまま提出すると、AI検出・面接との不整合・個性の欠如・具体性の薄さ・カスタマイズ不足という5つのリスクがあります。AIを活用すること自体は問題ありませんが、使い方は「素材準備は自分、構成相談と添削をAI」が正解です。選考で評価されるのは、あなた自身の経験と考えです。AIはそれを磨く道具として活用してください。

ChatGPTESコピペAI検出エントリーシート