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「他社の選考状況を教えてください」正直に言うべき?

面接対策2026-05-15
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カテゴリ: 面接対策 タグ: 面接, 他社選考, 正直, 回答テクニック, 志望度 URL: /qa/mensetsu-tasha-joukyou


質問内容

面接で「他社の選考状況を教えてください」と聞かれることが増えてきました。正直に答えると志望度が低く見られるのではないかと心配です。第一志望の企業の面接で「他にも5社受けています」と答えたら「うちは滑り止めなのか」と思われそうですし、「御社だけです」と嘘をつけば深掘りでバレそうです。業界がバラバラの場合はさらに困ります。IT企業の面接で「食品メーカーも受けています」と言ったら軸がないと判断されるのではないでしょうか。どこまで正直に伝えるべきか、業界がバラバラなときの言い方も含めて教えてください。


この記事のポイント

  • 他社の選考状況は正直ベースで答えるのが基本。嘘は深掘りでほぼ確実に破綻する
  • 面接官が知りたいのは「他社の社名」ではなく「就活の軸」と「自社への志望度」
  • 業界がバラバラでも、共通する軸を言語化できれば一貫性を示せる

結論:正直ベースで答え、「軸」と「志望度」を伝える

面接官がこの質問をする目的は3つあります。志望度の確認、就活の軸の確認、そして選考スケジュールの把握です。つまり「他社の社名リスト」が欲しいのではなく、あなたがどんな基準で企業を選び、自社をどの位置に置いているかを知りたいのです。

回答は**「業界・軸→選考状況→御社の位置づけ」**の順番で組み立てましょう。具体的な企業名は聞かれなければ出す必要はありません。「御社だけです」は就活を真剣にやっていない印象を与えるため避けましょう。

業界がバラバラな場合は「共通する軸」を伝えます。IT企業と食品メーカーの両方を受けているなら、「データを活用して顧客課題を解決する仕事に興味があり、その軸で受けています」と伝えれば一貫性を示せます。

嘘は推奨しません。面接官は何百人もの学生と話しており、不自然な回答はすぐに見抜かれます。正直に伝えた上で志望度の高さを言葉にするのが最善です。


体験談・事例──他社選考の伝え方で明暗が分かれた3人のリアル

体験談1:正直に伝えて信頼を得たAさんの場合

Aさん(大学4年・経済学部)はIT業界を中心に6社の選考を並行して進めていました。第一志望のSIer企業の二次面接でこう答えました。

「SIerを中心に6社ほど受けています。1社から内定をいただいており、2社が最終面接段階です。軸は『顧客課題を上流から一貫して解決できる環境』で、御社は上流から保守運用まで一気通貫で手がけている点に最も魅力を感じています」

面接官は「正直に話してくれてありがとう」と言い、自然に志望動機の深掘りに移りました。Aさんはこの企業から内定を獲得しました。

体験談2:「御社だけです」と答えて墓穴を掘ったBさんの場合

Bさん(大学4年・法学部)は志望度をアピールしようと「御社一本に絞っています」と答えました。面接官から「この時期に1社だけは珍しいですね。なぜ?」と深掘りされ、しどろもどろに。実際には4社受けていたため、ボロが出そうになりました。結果は不合格でした。

「正直に話すようにしてからは面接の流れがスムーズになりました。『5社受けています。御社は第一志望です』とシンプルに伝えるだけで反応が全然違いました」

体験談3:業界バラバラでも軸を見つけたCさんの場合

Cさん(大学4年・社会学部)は広告、人材サービス、ITコンサルの3業界を受けていました。最初は「いろいろな業界に興味があるので」と曖昧に答えて面接官の顔を曇らせてしまいました。

その後、共通軸を「クライアントの課題を分析し最適なソリューションを提案する仕事」と言語化しました。「業界は異なりますが、課題解決型の提案という点で共通しています。御社は企画から実行までワンストップで提案できる点に惹かれています」と答えるようにしたところ、「よく整理されていますね」と好反応を得られるようになりました。


具体的な対処法・テクニック

テクニック1:回答テンプレートを準備する

「○○業界を中心に△社ほど選考を受けています。就活の軸は□□で、御社は△△の点で最も合致しています」というテンプレートを用意しましょう。企業名は聞かれなければ出さなくて構いません。

テクニック2:「御社が第一志望です」の根拠を準備する

「他社ではなく御社を選ぶ理由」を具体的に語れるようにしましょう。他社比較の観点から差別化ポイントを1〜2個用意しておくと、志望度の高さに説得力が出ます。

テクニック3:内定がある場合は素直に伝える

内定を持っている場合は、隠すより伝えたほうが有利です。「他社からも評価されている人材」という印象になり、企業側も選考を早める動機になります。


よくある誤解・注意点

誤解:「他社も受けていると言うと志望度が低く見える」

むしろ逆です。複数社を比較した上で「御社が第一志望」と言うほうが説得力があります。面接官は「他社も受けている」こと自体をマイナスに評価しません。評価するのは「なぜ自社を選ぶのか」の深さです。「御社だけです」は「視野が狭い」「他を知らないだけ」と映るリスクがあり、複数社を受けた上で自社を選ぶ理由を語れる学生のほうが高く評価されます。


まとめ

他社の選考状況は正直ベースで答えましょう。面接官が知りたいのは「就活の軸」と「自社への志望度」です。業界がバラバラでも共通軸を言語化すれば問題ありません。「○○という軸で企業を選んでおり、御社は△△の点で最も魅力を感じています」と伝えることで、正直さと志望度の高さを両立できます。


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