面接官の質問の意図がわからないとき、聞き返していいですか?
カテゴリ: 面接対策 タグ: 面接, 質問意図, 聞き返し, コミュニケーション, 対応力 URL: /qa/mensetsu-nihongo-tsuujinai
質問内容
面接中に面接官の質問の意図がわからないことがあります。「あなたを動物に例えると?」のような変わった質問や、複数の要素が含まれた長い質問をされると何を答えればいいか混乱します。見当違いな回答が一番怖いのですが、「もう一度おっしゃっていただけますか」と聞き返すのは失礼ではないでしょうか。聞き返しても問題ないのか、聞き返すならどんな言い方が好印象かを教えてください。
この記事のポイント
- 聞き返すこと自体はマイナス評価にならない。見当違いの回答よりはるかにマシ
- 「もう一度お願いします」より「確認させてください」が好印象
- 聞き返しは面接全体で1〜2回まで。毎回だと理解力を疑われる
結論:聞き返しは「コミュニケーション力の証明」になる
ビジネスでは相手の意図を正確に理解することが最重要です。曖昧なまま進めて手戻りが発生するより、最初に確認する人のほうが評価されます。面接も同じです。
見当違いの回答をすると「質問を理解していない」と判断されます。それより聞き返して正確に答えるほうが印象は格段に良くなります。
聞き返しには3つのレベルがあります。レベル1(聞き取れなかった):「申し訳ございません。もう一度ご質問をお聞かせいただけますか」。レベル2(意図が不明):「ご質問の趣旨を確認したいのですが、○○についてお答えすればよろしいでしょうか」。レベル3(要素が複数):「いくつかの要素があるかと思いますが、まず○○からお答えしてよろしいですか」。レベル2・3は「聞いた上で確認している」と伝わり好印象です。
聞き返しは面接全体で1〜2回が目安。3回以上は理解力を疑われるリスクがあります。
体験談・事例──質問の意図に戸惑った3人のリアル
体験談1:確認の仕方が評価につながったSさんの場合
Sさん(大学4年・総合政策学部)は「挫折経験、乗り越え方、御社での活かし方を教えてください」という長い質問をされました。
「一瞬焦りましたが、『3つのポイントがあったかと思います。挫折経験、乗り越え方、御社での活かし方の順番でお答えしてよろしいでしょうか』と確認しました。面接官は快く応じてくれ、確認のおかげで頭も整理でき構造的に回答できました。『話の整理が上手ですね』と褒められました」。Sさんはこの企業から内定を獲得しました。
体験談2:聞き返せず見当違いの回答をしたTさんの場合
Tさん(大学4年・農学部生命科学科)は「研究テーマの社会的意義は?」と聞かれ、「社会的意義」がピンと来ず、研究内容の説明を繰り返してしまいました。面接官に「研究が社会にどう役立つかを聞いています」と言い直されたときには手遅れでした。
「あの場面で『社会的意義というのは実社会への貢献という観点でよろしいですか』と確認していれば的確に答えられたはずです。聞き返しは失礼という思い込みが一番の敵でした」
体験談3:変わった質問に冷静に対処したUさんの場合
Uさん(大学4年・デザイン学部)は突然「あなたを色に例えると何色ですか?」と聞かれました。
「『色で例えるというのは性格やキャラクターを色で表現するという理解でよろしいですか』と確認したところ、面接官が意図を補足してくれました。確認のおかげで回答の方向性が定まり、『オレンジです。温かみとエネルギッシュさがあり、チームのムードメーカーでいたい自分に合っています』と答えられました」。Uさんはこの企業の最終面接に進みました。
具体的な対処法・テクニック
テクニック1:「確認フレーズ」を3つ覚えておく
- 「ご質問の趣旨を確認させていただきたいのですが、○○ということでよろしいでしょうか」
- 「いくつかの要素があるかと思いますので、まず○○からお答えしてもよろしいですか」
- 「申し訳ございません、もう一度おっしゃっていただけますか」
テクニック2:聞き返す前に3秒間を取る
すぐに聞き返さず3秒考えましょう。3秒考えてもわからなければ確認を。面接で3秒の沈黙は「考えてから話す姿勢」として好印象です。
テクニック3:自分の解釈を提示して確認する
「もう一度お願いします」より「私は○○という趣旨で理解しましたが合っていますか」と自分の解釈を示すほうが理解力のアピールになります。
よくある誤解・注意点
誤解:「聞き返すと理解力が低いと思われる」
わからないまま見当違いの回答をするほうが「理解力が低い」と判断されます。ビジネスでは上司の指示を正確に確認してから行動する能力が求められます。面接で聞き返せる学生は「仕事でも確認を怠らない人」として好意的に見られます。ただし明らかに簡単な質問を聞き返すのは逆効果なので、判断力も意識しましょう。
まとめ
質問の意図がわからないときは聞き返して構いません。見当違いの回答より確認して正確に答えるほうがはるかに好印象です。「○○という理解でよろしいですか」と自分の解釈を提示するのがポイントです。回数は1〜2回を目安に、本当に必要な場面に限定しましょう。
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