就活Q&A
Q

第一志望ではない企業への志望動機は正直に書かなくていいですか?

ES(エントリーシート)2026-03-30
A

就活で応募するすべての企業が第一志望ということは現実的にあり得ません。第一志望ではない企業へのES作成で悩む就活生は非常に多いです。結論から言えば、正直に「第一志望ではない」と書く必要はありません。ただし、嘘をつくのとは違うアプローチが必要です。

「第一志望ではない」と書かない方がよい理由

  • 採用担当者は限られた枠に本気で来てくれる人を採りたい
  • 「第一志望ではないけど…」と書いた時点で、ESは通過しない可能性が高い
  • 企業側も学生が複数社を受けていることは理解しているが、ESの場では志望度の高さを示すのがマナー

嘘をつかずに志望度を伝える方法

「第一志望です」と断言することに抵抗がある場合、以下の表現が使えます。

表現 ニュアンス
「御社を第一志望群として考えています」 嘘にならず、高い志望度を伝えられる
「○○の軸で企業選びをする中で、御社が最も合致しています」 特定の軸では1位だと伝わる
「御社で○○に取り組むことが現在の最大の目標です」 志望度を仕事内容への関心で表現

本当に大切なのは「志望動機の質」

採用担当者が見ているのは「第一志望かどうか」の一言ではなく、志望動機そのものの質と具体性です。

第一志望と言わなくても通過するES

  • その企業ならではの魅力を具体的に語れている
  • 企業研究が深く、事業への理解が伝わる
  • 自分の経験・価値観と企業の特徴が自然につながっている
  • 入社後に何をしたいかが明確

第一志望と言っても落ちるES

  • 「第一志望です」以外に中身がない
  • 企業名を入れ替えても成立する志望動機
  • 企業研究が浅く、表面的な魅力しか語れていない

第一志望でない企業のESを書く3つのコツ

コツ1:その企業の「独自の魅力」を1つ見つける

どんな企業にも、他社にはない特徴が必ずあります。事業内容、社風、制度、立地、成長性など、1つでも「ここは良いな」と思える点を見つけ、そこを起点に志望動機を組み立てます。

コツ2:自分の就活軸と照らし合わせる

志望順位が低い=自分の軸に合わない、とは限りません。

: 第一志望はA社(大手メーカー)だが、B社(中堅メーカー)は「若手に裁量がある」点で自分の軸に合っている → B社のESでは「若手の裁量」を軸に志望動機を書く

コツ3:選考を通じて志望度が上がる可能性を意識する

実際に、ES提出時点では第一志望でなくても、面接で社員の話を聞くうちに志望度が上がるケースは多々あります。「現時点で知っている情報の中で、その企業の魅力を最大限伝える」というスタンスで臨みましょう。

面接で「第一志望ですか?」と聞かれたら

ESとは別に、面接でストレートに聞かれることがあります。

  • 「第一志望です」と言い切るのが最も無難。選考途中で志望度が変わることは自然なこと
  • 言い切れない場合は「第一志望群です。最終的に御社の選考を通じて判断したい」と答える
  • 「第一志望ではありません」は、よほどの理由がない限り避ける

心構え

第一志望でない企業にも誠実にESを書くことは、嘘をつくこととは違います。その企業の良さを真剣に探し、自分との接点を見つける作業です。その姿勢自体が、社会人になってからも求められる「どんな仕事にも意味を見出す力」につながります。

志望動機ES第一志望本音志望度